なめしの種類 タンニンなめし編

革の簡単な説明シリーズの更新です。
かなーり久々なネタですが、落ち着きは取り戻しつつあるのでチョイチョイ仕事ネタも更新します。多分・・・。

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タンニンなめしについて

まずタンニンなめしについてですが、恐らく色々なトコロで紹介される事が多いので僕が書く必要も無い気がすのですが一応・・・。
タンニンなめしは当然タンニンを使用するのですが、タンニンとは植物の『渋』を指し、コレをなめし剤として用いてなめしたモノを『ベジタブルタンニンなめし』『ベジタブルタンド』『渋なめし』等と呼びます。フルベジタブルタンニンの場合クロムを一切使わず鞣すのでエコ的な見方もあるようです。
植物タンニンなめしはワリとメジャーですが、同じ性質を持たせる事が出来る合成タンニンというものあります。コチラは天然有機物や有機工業薬品等を合成したものを使用します。

古来よりある鞣し

タンニンなめしの起源は先史時代まで遡ると言われる程古くからある技術のようです。植物の成分を利用した鞣しですので、古来よりある事は頷けます。
ですが、当然の事ながら先史時代と全く同じ製法のワケは無いので、タンナーの技術により様々なタンニンなめしの革が存在します。
ついでにですが、クロムなめしが普及する前まではタンニンなめしが主流だったという話です。

タンニンなめし特徴

主な特徴としては、伸縮性が小さく堅牢で、可塑性に優れている等です。その特性を活かし、財布や鞄などに使われる事が多いです。
タンニンなめしはタンニンと皮に含まれるタンパク質が結合したり繊維の間に沈着する事で防腐性が出るのですが、クロムと比べ結合に時間がかかります。またなめし剤もクロムは少量で済むと言われますので、時間的、経済的コストがタンニンのがかかってしまうワケです。
ついでに、ピットとドラムという言葉が出る事があると思いますが、ドラムはドラムで回して促進させて、ピットはタンニン槽への漬け込みを意味してます。
余談ですが、恐らく多くの人が言う『革の匂い』はタンニンの匂いでは無いかな?と。タンニンの匂いじゃない場合もあると思いますが・・・。

結構長くなりそうなので、続きはまた次回に

ではでは

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