Edge | コバ仕上げ

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Riffle Hatchではコバ(端)は主に丹念に磨き込み仕上げております。
手法は様々ですが、Riffle Hatchで頻繁に使う手法をご紹介致します。
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まず、はじめに縫い合わせ後、ヤスリ、カンナ、革包丁を使用し、
コバを揃え、フノリ等を使用しコバを磨き込みます。

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磨き込んではペーパーを当て、エッジ落し、また磨きを繰り返しコバを整えて行きます。
画像は裏表2枚の革を張り合わせておりますが、この段階で革の張り合わせ部分は消えて行くよう磨き込みます。

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この段階でコバの磨き剤を使い最後の磨きを行い、完了となる場合も御座います。
比較的、一般的にはココまでのコバ磨きが多いかと思います。
しかし、Riffle Hatchではもう一手間かけ仕上げて行きます。

納得のするまで何べんも磨き込んだ後、蜜蝋をベースした蝋をコバに入れて行きます。

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染色無しのナチュラルなヌメに蝋を入れて行くと画像のように深みのある色合いに変化いたします。
現在では、手間のかかる手法故、バスコ等の顔料系のコバ仕上げ剤で仕上げられる事が多いのですが、Riffle Hatchではより耐久性が高く、深みのある仕上がりになる蝋を使用し仕上げます。
蜜蝋以外に融点が高く、固い松脂も多く含む蝋を使用しますので、より粘りのある、蝋により密度が高まるコバに仕上がります。

蝋を入れた後も再びペーパーを当て整えながら、納得のいくまでコバに蝋を含ませコバを作り上げ行きます。

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そして最後にコテ入れをして、コバにより蝋をしみ込ませ完成です。
コテは全ての物に入れてはおりません。
物に適した仕上げになるよう、その都度若干変えております。

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丹念に仕上げたコバは、黒はより艶やかに、ナチュラルは深みのある色合いに変化致します。
傷にも強く、崩れ難いコバに仕上がります。

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普段好んで使用しておりますフルベジタブルタンニンの革には、従来より防菌、防虫等の効果が御座いますが、蜜蝋や松脂を含む事で、副産物として更にその効果を上げられます。
効率=単価を求められる現代では淘汰されつつある手法で御座いますが、効率より、品質を大切に、丁寧に製作したいと心より思っております。

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